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映画「十三人の刺客」 [書評・映画評]

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30数年前の有名な映画リメイクとか。ほとんど変えていないそうだ。

明石藩の主君は前将軍の子であり、現将軍の腹違いの弟。その権力をかさにきて
やりたい放題の悪事を働く。世界のすべては自分の為にあると思っている。
それだけならまだしも、近々老中になるという。こんな男が天下の権力を持って
しまえばどうなるのか。賢明な家老の一人は切腹して幕府に直訴するが将軍は
聞く耳を持たない。現老中も将軍の意志には逆らえない。だから暗殺を試みる。

任された家臣は仲間を集めて作戦を練る。

しかし明石藩の家老の一人は賢明な男で、この暗殺団の主となる男とは顔なじみ。
彼の動きがおかしい事から計画を知り、たとえ愚かな主君でも主君には違いない
と、暗殺団から主君を守り抜く決意をする。

命をかけての駆け引きが始まった。

暗殺団は十二名。一つの宿場を丸ごと借り切って待ち伏せする事に。
途中出会った不死身の山男を加えて13人。
相手の家老もバカではない。この宿場を通らざるを得なくなった時、護衛の
数を増やして200人以上にした。13対200の壮絶な殺しあいが始まる。


稲垣吾郎扮するバカ殿が見事。退屈しきって死に場所を求めてきたような。
産まれた家系から誰も真実に自分と接しないことに嫌気がさしている。
最初の段階から、誰が生き残るのかがわかってしまう。しかし、あの男。
一度は確実に死んでいるのに、あっさり生き返らせたらだめでしょう。

その人物が持つ背景をやけに丁寧に扱った男。生き残るのが丸わかりな
設定。みえみえ。

ラストはお約束通り、主人公の活躍で使命を全うするのだが、はっきり言って
当たり前すぎる。
このバカ殿。主人公にではなく、その他大勢の人物にやられた方がよかったのに。
そういう面、あまりにもお約束過ぎて面白くない。

13人が必死で戦っているが、相手は200人。これでもかと敵が現れる。
こちらは疲れ切っているのに、あんなに元気に出てこられてはたまらない。

そのはずなのに、突然相手が全滅している。場面の編集を間違えたのだろうか。
刀がいっぱい用意されていて、とっかえひっかえ使用している。
なのに、ラストの対決。血が一杯付いてしまった刀を持って、普通に拭き取る
だけで使用しているのは変。あれだけ血がついていれば、まず切れない。

細かいところに注意を払っている映画の筈なのに、別の細かいところでは
いい加減。冷めた観客もいたはず。

その他大勢を除いて、女性が2名だけ。しかも一人は化粧が実に変。
谷村美月さん、気の毒。
男中心の昔の時代劇のリメイクだから仕方がないのか。

伊勢谷友介、格好良すぎる。こいつが主人公の物語に作り替えてもよかったと
思ったが。
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