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映画「無限の住人」 [書評・映画評]

無限の住人.jpg
いきなりの白黒画面での派手な立ち回りの時代劇。
半世紀も前の東映時代劇かと思った。今の人は知らないだろうが、昔の時代劇ってこんなんだったなぁ。

キムタクって、50年遅く生まれたのじゃないだろうか。もっと早く生まれていたなら、時代劇役者で人気出て、役者なのに歌も歌ったりして。そんな往年の銀幕スターになっていたのかも。
依頼主が勝手に消えてしまってそれを追いかける場面なんか、堀部安兵衛が高田馬場に駆けつけるかのような雰囲気。明らかに上映する時代が違っている。昔の時代劇なんて、その他大勢の切られるだけの役者が、同じ人物が何回も別人として登場して切られては死んで、また登場しての繰り返し。その意味では現実のそういうシーンの体験者であった福本清三さんが、単独で役名入りで敵役で堂々と切られて
死んでいくというのは感無量なのかも。

原作コミックは知らないし、おそらくは映画化に当たって相当に改変しただろうから、読む気もない。逆に言えばコミックの愛読者だった人たちにとっては不満も多いだろうと思われる。これは仕方がない。キムタクのせいではない。

ラスボスの福士蒼汰が格好良い。でも、最後まで結局はワルだったのが原作通りとは言え、もったいない。格好良いといえば戸田恵梨香。主人公を極端まで追い詰め
最後は愛ゆえに身を献げてしまう。TVのエンジンを見ていた者からすれば、よくもまあ、キムタクと対等に堂々と立ち向かえる位置まで昇ったなとこれも感無量。

現実にはありえないことばかりなのだが、そこはコミック原作だから大目に見ないといけない。
ただし、やたら敵が多すぎる。一体何人倒せばいいんだとそれこそ無限の話になって主人公でなくとも疲れてしまう。で、気がつけば全員が倒れているって、何なんだろうね。

何なんだろうと言えば、適役の一味が一堂に集められて皆殺しにされるのなんか、陰謀丸わかりなのに不用心すぎる。結局はラスボス一人が賢かっただけというお粗末さ。いやいや、公儀を丸々信用しきっていたこと自体オマヌケとしか言えないのだけれど。

杉崎花ちゃんと戸田恵梨香が向かい合っている場面を見て、十数年後にはこちらの位置に花ちゃんが来るのかなとか思ったりして。

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